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美咲『和也…ありがとね。』
和也『…御礼なんていらんよ。』
新崎が筧組に捕まり新崎からの復讐はなくなるだろう。しかし淳の心には大きい傷が残ってしまった。
和也『淳に悪い事したなぁ…』
龍一『……。』
どんな腐った人間でも親父は親父。
実の親を斬るのは相当痛い…泣きながら斬ったから余計に伝わってくる。
祐一『……和也。あんまり気負いすんな。どっちにしても新崎は無事に済む事は無かったんやから。』
和也『そう…やな。』
結局俺は守られてばかりだな。
美咲に守られ淳に守られ…
美咲『……。』
ここで俺が気負いしてたら周りも巻き込むか…。
自分を偽る事を一時期嫌った。
でも自分の大事な奴らを守らる為ならそれで良いか…CASE BY CASE。
自分を犠牲にして大事なモノを守るのが俺らしさなのかもしれない。
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