人は顔で覚えるタイプ

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「昔は涼世の裏の顔とまで言われ、恐れられていた存在でしたが… ある事故から頭が逝ってしまったようで… 彼はそれ以来すっかり変わってしまいました。 今でも番格と呼ばれているのはおそらく、昔のなごりからだと思います」 「なるほど…」 教室の端の机で寝ている空を少し見つめる泪… 「そういう泪君もただ者じゃないようだね 先ほどの乱闘見ていたよ」 泪が桜をジッと見 「そうだ、チビ… …………あ、ミスった。」 「もういいよそのボケ! 読者飽きたから。絶対に飽きてるから!」 机を叩き怒鳴る桜 「ちょい学校案内でもしてくれや」 「え、でも今は授業中だよ」 立ち上がり教室の扉に向かう泪 「後は適当にって言ってただろ」 「待ってください」 教室を出ていく泪を追いかけ、桜も出ていく
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