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［教室］
教室には当然ながらごくわずかしか生徒はいない
「えぇ…
今日は皆さんに新しい友達を紹介したいと思います
どうぞ、入ってきてください。」
安斎生徒がそう言っている教室の外では…
［廊下］
「なんだ？お前…」
また絡まれている転校生…
「オレのクラスの前でなにしてやがる？」
「…ほぅ
お前のクラスか
んじゃ、今日からクラスメイトだな」
笑顔で笑う転校生
「クラスメイトだぁ？
ざけんのもいい加減に…（バゴン）」
転校生の胸ぐらを掴んでいた不良生徒が教室の扉を破り吹き飛ぶ
「邪魔だ、ハゲ」
後ろから蹴ったのはヘッドホンを着けているもう一人の生徒
「…君もこのクラス？」
転校生が訪ねると…
「それがなにか？」
そう言い返し、教室に入り
席へ座りふんぞり返る
「泪君、とりあえず自己紹介を」
あまり焦った様子はなくいつも通りに話す安斎先生…
「…（この学校おもしれぇ）」
そう思いながら教室に入り
自己紹介をする
「オレの名は青葉 泪
今日からお世話になります」
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