1人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ
彼の名前は『板東 友莉』(バンドウ ユウリ)というらしい。それ以降、式が終わるまで友莉と僕はしゃべり続けた。
総司『フゥ~。やっと終わったぁ~。』
友莉『ホンマ疲れたゎぁ~💦 誰も聞いてへんのゃから短くせぇっちゅう話や!』
総司『本当だよなぁ。ぁんなん誰が聞くかってな。』と校長先生への愚痴を言っていると、放送が入った。
『ぇ~新1年生のみなさん。体育館へ入ってくださぃ。繰り返します―…。』
友莉『ほな行くか🎵』
総司『そぅだね🎵』
そして僕らは、体育館へと向かった。
生徒会長『只今から部活紹介を始めます。それでは各部お願いします。』
まずはバスケ部からだった。内容は、部員が3Pを決め場を盛り上げ、新入生にもゃらせるというものだった。
友莉『ょぉ~あんな遠いところから入るのぉ。格好よく見えてきたゎ。』
僕の隣で友莉が騒いでいた。
総司『そぅ?あんなの普通だょ。友莉でも簡単にできるょ。』
―水泳部、吹奏楽、バレー…と続きとうとう最後になった。
友莉『最後はなんゃろな?』
総司『ん~たしか軽音部だったかな。』
そぅこぅしてると紹介が始まった。
生徒会長『それでは、最後に軽音部お願いします。』そして1人の少女が前へ出てきた。紹介内容は簡単なものだった。彼女が一人で弾いて歌うだけだった…。しかし、彼女の歌声を聞いたとたん、僕は彼女の世界へと引きずり込まれた。恋愛経験のない僕は、それが恋の始まりと知らずに…。
最初のコメントを投稿しよう!