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フォークを皿の上に置けば宮城の肩へと手を置いてそのまま顔を近付けて唇を重ねた、
宮城は驚いたような顔をするが抵抗するようなこともない…
一度触れさせた唇を何度も角度を変えて啄んでいく
甘い、
ペロリと宮城の唇を舐めれば食べたばかりのチェリーパイの味がする…
その味に誘われるように俺は宮城の口内に舌を潜り込ませた…
甘い…
宮城の甘い舌を絡めとりながら時折吸い上げたり甘噛みしたりする、
暫くして、唇を離せば互いの唾液で濡れた宮城の唇を舐める…
やっぱり、甘い…
甘いのはきっとチェリーパイだけのせいじゃなくて宮城が甘いのかな、なんて思ったのは
秘密…
こうして甘い余韻に浸りながら、また俺達は唇を重ねた…
-fin-
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