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5分後
「ぬおおおおおお」
全速力で走り抜けるザルガ。
この時、おそらく世界新が出てただろう
「しゃぁぁ。見えた!」
言った通り、ザルガの目の前には学校が見える
一体どれくらいの速さで走ったのか
「…ん?あれは…」
ザルガはスピードを緩めて、目の前の人影に近づく
「…お、ヘルーじゃん」
ザルガはそう言って、ヘルーに近づく
「おっはよう、ヘルー。今日も遅刻か?」
「………………遅刻?」
ザルガの言葉に反応して、ヘルーは腕時計を見る
8時15分で止まってる
「………………………」
「………………………」
少しの間、沈黙が続いた
その後、ヘルーとザルガは教室に向かい、担任に絞られた
「きさまら。二度も連続で遅刻するとは何事だ?やる気はあるのか、やる気は」
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