天才たる由縁

3/15
前へ
/529ページ
次へ
5分後 「ぬおおおおおお」 全速力で走り抜けるザルガ。 この時、おそらく世界新が出てただろう 「しゃぁぁ。見えた!」 言った通り、ザルガの目の前には学校が見える 一体どれくらいの速さで走ったのか 「…ん?あれは…」 ザルガはスピードを緩めて、目の前の人影に近づく 「…お、ヘルーじゃん」 ザルガはそう言って、ヘルーに近づく 「おっはよう、ヘルー。今日も遅刻か?」 「………………遅刻?」 ザルガの言葉に反応して、ヘルーは腕時計を見る 8時15分で止まってる 「………………………」 「………………………」 少しの間、沈黙が続いた その後、ヘルーとザルガは教室に向かい、担任に絞られた 「きさまら。二度も連続で遅刻するとは何事だ?やる気はあるのか、やる気は」
/529ページ

最初のコメントを投稿しよう!

26524人が本棚に入れています
本棚に追加