プロローグ

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朝 一つの部屋にベッドが置いてある 窓のカーテンの隙間から差す光を、鬱陶しそうに目を開け、そして寝返りをうち、再び目を閉じた ガバッ いきなり飛び起き、時計を見てベッドから降りる 「……忘れてた!」 そう言うと、急いで着替え始めた 「俺今日から学校じゃん……まずいな……」 どうも、皆さんこんにちは。朝見た人はおはよう。夜見た人はこんばんは 俺の名前はザルガ。 魔法が主流の世界で、魔法が使えない。 まぁ、世間でいう落ちこぼれだ。別に苦労はしてないが なのに何故か、超名門魔法学園 ファルメシアに通うことになった。大方、親父が何かしたんだろう…… さて、自己紹介はこれくらいにして、今俺がさらされている状況を説明しよう。 大体察しはつくと思うが…………遅刻だ ザルガは、全力で家を出ていった
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