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「よし。じゃあヘルー。自己紹介をしろ」
言われると、ヘルーはザルガを睨み、立ち上がった
「……ヘルー…」
そして、席に座ろうとする
「おい。魔法レベルは?」
ダンクがそう言うと、ヘルーはため息をついて言った
「……14……」
ヘルーは席についた
「…14………さすがは天才児」
ベルクが呟いた
周りの生徒達も勿論騒いでいる
「…………………だから嫌だったんだ…………」
ヘルーが小さく呟く。
ザルガはその言葉を聞き、目を細めた
「(なぁヘルー。正直、こういう空気をどう思う)」
「………………」
「(言いたくないか…まぁいいさ。周囲の目なんて気にするなよ)」
キーンコーンカーン
「おっと、終わりか。では、この後体育館に集合たぞ。遅れるなよ」
ダンクはザルガとヘルーの方を見ながら言い、教室を出ていった
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