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現在の時刻8:10。
―朝―
鳴り止まぬ時計のアラーム。
それどころか次第に音は大きくなっている。
「ん……うるせぇ……」
自分でセットしたにも関わらず彼は耳を塞いだ。
「秋光―!!
学校に遅刻するわよ!!
ご飯の支度できてるから勝手に食べててね。食器は…――」
彼の部屋は二階にあり一階から母親らしき人の声が聞こえている。
「わかってるよ!!」
母親の声と目覚まし時計の音が彼を不機嫌にさせた。
本名 鞍尾 秋光。
それが彼の名前だ。
眠たそうになんとか重たい体を起こした。
身長は160cmほどで髪の色は黒。
髪質はクセ毛。
髪を整える気などサラサラなく、秋光はあくびをしながら制服に着替えそのままリビングに行き朝食にありついた。
ちなみに彼が通ってる学校は8:30に始まる。
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