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「そうね。向こうなら暇さえあれば勉強するのに」
「そんなに勉強すると頭がバカになるぞ。」
「なんねぇよ。」
秋光が口を挟むと春香は瞬時にツッコんだ。
「暇ならクエストにいってみるか?」
ウィンガードは半紙を秋光達に見せ、クエストの話を切り出した。
「本当にあるんだな。」
「へぇ~こんなのなんだ。
でも私達アビリでもなんでもないわよ。」
初めて見たクエストの紙。流石の秋光もこれには興味津々だ。
「だから人間でも出来るようなクエストにしといた。
危険も少ない。どうする?」
「採取クエストだ。
これなら私もできる!行きましょう!ていうか行きたいです。」
必死だな…
「じゃあな。いってらっしゃい。」
「えぇ~?」
行かないとダメなのか…
軽い不細工になるほどガッカリなのか
「アンタも来るの!!」
こうして秋光は春香に連れていかれ強制的にクエストに行く事になった。
初めてのクエスト。
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