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「じゃあ私達は……」
「どうしたんですか?」
春香は無言になった秋光の近くまで寄り顔を覗きこませた。
「Zzz…」
「もう、寝てる…」
「ハァ~本当に呆れる!
ほっといていいわよ。これ。」
春香はため息をつき秋光をその場に置いていった。
「…………ハァ~疲れる。」
二人が居なくなったのを確かめると秋光はため息をついた。
寝たフリをしていたのだ。
「なにが疲れるんだ?」
「まぁ、色々だ。!!!」
「よっ!どうだ?調子は?」
秋光の隣にいるはずのない椿がいた。
「いつからいた?」
「ちょい前だ。暇だから見に来た。」
「なにもねぇぞ。」
「いいんだよ。」
二人は海を眺めながら会話していた。
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