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「どう調子は?」
春香は秋光に現状を聞きに近寄るが…
「元気だ。少し眠いが…」
こんな具合に返答した。
「誰がアンタの健康状態を聞いたのよ。」
「お前。」
秋光は春香を指差しそれを春香は嫌うように叩いた。
「私は釣りはどうか聞いてるの!」
「見ての通り、一匹も釣れてない。」
「なにやってんのよ!」
「釣り。怒る位ならお前もやればいいじゃん。」
春香は無言で秋光の隣に座って釣りを始めた。
それに便乗するかのようにツグミも秋光の隣に座った。
「………あのさぁ、そんなに近いと釣り…できねぇんだけど…糸とか絡まるし…」
「そ…そんな事知ってるわよ!」
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