水の能人と雷の能人

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「いや、ここに入ってきたが裏門から出ていったぞ。」 「裏門から逃げたって!」 「急いで捕まえるわよ!」 複数の女性達はギルドの中を走り抜け、サインとかキスしてとか抱いてとかワーワーと言いながら出ていった。 「……なにあれ?」 当然の疑問をつきつけた。 「うちのアイドル。 白水のファンだ。」 しらうず? さっきの人か。 「あ~!!お前なんでいんだよ!」 白水という男はキッチンから叫びながら顔を出した。 「そりゃあ、居ますよ~ 今、晩ご飯作っているんですから。」 「そうか……!あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!」 うるさいなアイツ… 「お…お…お前……誰だ!!」 白水が指差した先には春香がいた。
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