水の能人と雷の能人

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「あの人、呼ばないと起きてこねぇよ?」 ラウナという人の話をしていると二階からコツコツとあくびをし尚且つ頭を掻きながら降りてきた。 「くはぁ~…あー…」 「お早うございます。 ラウナさん。」 ラウナ。 本名、ヴォルト・ディール・ラウナ。 種族【能人‐アビリ】 特徴は赤いバンダナを巻き赤いつなぎを着ているが袖を通していない。 誰でもだらしないと思うだろう。 「ふぁ~…ツグミ、俺が言うのもなんだがもう晩飯だ。」 「また、寝ていたのか。クエストは?」 「昨日、夜行って朝帰ってきた。あ~…眠い…」 ラウナは皆が座っているソファーの空いてる場所にどっかりと座った。 「後の二人は帰らないからこれで全員だな。」
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