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それはまだ寒い12月。
お前と俺は…出逢った。
夜、俺は何時ものように、
ショッピングセンターの、
野外駐車場に仲のいい功太
略してコウとドリフトして
遊んでいた。
何時もならば、
2~3時間して帰るのだが
今日は、コウに
ダチから電話が入った。
この日は、雪が降っていて
かなり積もっていた。
だから、走るたび溶けた雪が
車にまとわりついた。
「スンマセン、先輩。
ダチから電話で
遊ばないかって言われて
OKしちゃいました。」
エヘヘと笑うコウに俺は
ため息を吐く。
「で、何処いんの?そいつ」
呆れた口調で渋々言うと、
「いや、二人っす。」
「はぁ?」
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