お前と出逢った日。

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着くと車を一番端に止め 俺達は店内へと入った。   名前などを書き 指定された部屋番へと 向かう。     俺達の部屋は、二階の 221だった。 階段を上ってすぐ右側。     部屋に入るなりコウと美空は バカみたいに盛り上っていて、 有馬の事を忘れているようだ。   このバカ共が……。     なんて俺が思っているとまた     「気にしないで下さい。 この方が楽ですから…。」     は?お前エスパー?!  て、そんな訳あるか…… 俺そんなに顔に出てるか?   コウと美空、俺と有馬で 座っているため 俺の顔は見えない筈なんだが   もしかして見てた……?     俺は、そう思いながら 流れるテレビ画面を ただひたすら見つめた。  
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