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おいおい…大丈夫かよ…。
なんて俺の心配をよそに
有馬はハイペースで
飲みを進める。
あ、そっかコイツ
失恋したんだっけか?
そりゃ飲みたくもなるよな。
俺は黙って有馬の様子を
見ていた。
時間は過ぎ、コウと美空
はハイテンションを貫き、
有馬は相変わらず飲み続け、
俺は静かに歌い
タバコを吸った。
時間になり店を出た時には
日付は変わっていて、
1時を過ぎていた。
俺は酔っぱらい二人を、
各家に送り、残すは有馬。
俺は早く帰り寝る事だけを
考えていた。
「家、どこ?」
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