-第一幕-

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二人の目の前には大きな蔵屋敷が。 しかしそこは廃墟らしく、人など住んでいなさそうだった。 「ここに本当にいるのか…?てか人なんか住めそうじゃないだろ!!」 確かに、家のしょうじは穴が開いていて、壁には蜘蛛の巣がかかっていた。 姫は口をとがらせて不安そうな表情をしていた。 「……だってここだって聞いたから!とにかく入ってみようよ……。」 二人は恐る恐る、まるで化け物屋敷のような廃墟に入っていった。  
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