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とそのとき扉が開き、入ってきたのは…
「…はぁ…フォイル…」
「ト…トールさん!!!?す…すいません!!!つい話にのめり込んじゃって…」
あきれ顔のトールだった。
一人で妄想にふけっていたという事実は伏せておいてあげよう…
「トール…フォイルを責めないであげて。」
「はぁ…アセリア様がそういうなら…」
とトールが言うとアセリア様はまた元の元気な顔になり…
「では食堂へ参りましょうか!」
と言って歩きだした。
「…はいっ!」
フォイルも泣きそうな顔でついて行った。
それにしてもアセリア様にそんなつらい過去があったなんて思いもよらなかった…
「おーぃ!ミア~!!早く~」
「はぁーい!今行きま~す!!」
元気なアセリア様に呼ばれたら私も自然と元気になってきた…
さぁ…食事を食べにいこうか。
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