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驚きのせいで私は食事の味がわからなかった…
気付いたらすでに部屋でベットに突っ伏していた。
「アセリア様の付き人って大変なのかしら…いや…大変なのよね………はぁ………」
正直私はここで使用人としてずっと服を作り続けるくらいかと思っていた。
お店にいたときは自分で服を作ることはあまりできなかった…というか本当になかったからお城に来て、たくさんいろんな服を作れると思って内心喜んでいた。
でも付き人となると少し別だ。
そりゃあ服を作ることもあるだろうけど他に家事などができなくてはならない。
正直私は家事に自信がないのだ…
一人物思いにふけっていると…
ピロリロリロ…ピロリロリロ…
電話が鳴りだした。
誰だろうと思い、とってみるとトールだった。
どうやら今から私の部屋に来たいということらしいので了解したら本当すぐに来た。
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