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「たぁだいまぁ~」
空手部である俺は夜7時に帰宅。
「おかえり隼人♪部活お疲れっ♪」
…ん?
あきらかに母親の声ではない。どこか幼さが残るようなこの声。
「お前…唯か?」
「うん♪久しぶりだね隼人また帰ってきたんだっ♪」
やっぱり唯だ。間違いない。一つ年下の幼なじみ。俺が小6のときに引っ越したんだっけ…
「これからはまたご近所さんだね隼人♪」
「あぁ…。新しい家はどこなんだ?また隣か?」
前はお隣さんだったのだ。
「ぅぅん。ここ♪」
ん?…俺は耳を疑った。
「…ここって?」
「だからここっ!隼人ん家っ!」
「…はぁっ!?おばさんたちは?」
まさか一人暮らしってことはないだろうから…
「唯ね、高校家から通うよりこっからのほうが近いの。だからこっから通います♪」
マジかよ…
「これからしばらくお世話になりますのでよろしくお願いします隼人♪」
俺は言葉がでなかった
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