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「もしかして、ギル・クロムのことか?お前がアイツを捕まえたんだってな。」 ガルシアが言った。 フリードはその言葉に違和感を覚えた。 「アイツを知っているのか?」 ガルシアはギルに会ったことがあるような口振りだった。 それに違和感があったのだ。 すると、ガルシアはさも何でもないかのように言う。 「だって、帝の認定見届け人は俺とサムだぜ。アイツの強さもマジマジと見せつけられた。よくお前はあんな化け物を捕まえられたな。」 どうやってギルが捕まったかはまだ知られておらず、操帝が捕まえたことばかりが大々的に噂となっていた。 しかし、ガルシアがギルを知っていれば好都合だ。 フリードはガルシアに話を持ちかけた。
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