第三話

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あれから三十分ほど歩きながら考えた。現状を把握するためだ。 「恐らく僕はヘッドギアを通して直接脳に刺激を受け、それでゲームをプレイしているのだろう・・。にわかに信じがたいことだな。まるでマンガの世界のようだ。とりあえず他のプレイヤーに聞いてみないと分かんないな・・・。」 僕はふと我に返った。何か壁にぶつかったからだ。見上げるとそれは熊と母親を足して4かけたようなモンスターだった。以上にデカイ・・・。 「グオオオオオー。」 僕の悲鳴はモンスターの雄叫びにかき消された。しかし、まぁ、ゲームでは良くあること。ゲームオーバーになってもどうせ近くの街に・・・・
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