第一話

4/4
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/12ページ
弟はまだ小学5年生で、高二の僕より早く帰ってプレイしていたようだった。夢中でオレに使い方を説明し始めた。 「まずこのヘッドギアを着けるんだ。その後、左の耳の辺りにあるスイッチを入れるとね・・・・」弟がクスクス笑っている。 「まぁ、とりあえずやってみるか。」言われたとおりに僕はスイッチを入れた・・・  ぬをおおおおおおおおおおおおおおおおおお・・・・・・・・  頭がすーっとしたかと思うともの凄いスピードで落下する感覚がした。無意識に絶叫していた。でもなんだか気分がいい。言葉にはできない感じだ。
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!