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第二話

「以上で質問を終わります。あなたはＥ地区のギルド・テイルズに配属されます。これが地図です。これを参考にまずは自分のギルドに向かうのが良いでしょう。それではいってらっしゃいませ。」
質問が終わり、地図を渡された僕はとりあえず玄関に行き、扉を開き外に出た。辺り一面が真っ白の世界だった。「さっきまでは夏だったのに、このゲームでは冬なんだなぁ。」
ゲームの世界だからだろうか、寒くはなかったが学校の夏服を着ている自分は異質に見えるだろうと思った。ふと振り返ったが、そこにはさっきまであった家はなくなっていた。
僕は地図を頼りに自分のギルド、テイルズに向かうことにした。