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( ,,゚Д゚)「こっちはブーンのB-1の残りが少ない意外は、特に問題ないな。そっちは大分酷いみたいだが?」
α1「はは・・・流石だなお前らは・・・伊達に特務小隊はってる訳じゃないか」
α1が苦笑しながら答える。薄暗い上にヘルメット越しなので、表情はよくわからないが、
声の調子からいくらかの疲労が窺える。
( ,,゚Д゚)「俺らだって英雄じゃない。ギリギリでやってるさ」
α1「そうか・・・。それで、これからどうする?やはり他の入り口からの脱出しかないと思うが」
( ,,゚Д゚)「小型円盤の襲撃を避けるために、最低でも3駅以上は移動したいところだな。それまではあんたの大隊と共に行動する」
α1「そうだな。久しぶりにお前と任務をできると思うと腕がうずくな・・・よろしく頼む」
( ,,゚Д゚)「ああ、こちらこそ。ミルナよ」
立ち上がり、かつての同僚であるα1――コッチ・ミルナ少佐――と握手を交わすギコ。
ヘルメットを脱ぎ捨てるミルナ。坊主頭の良く似合う、いかつい顔をした男だった。
( ゚д゚ )「よし、総員整列!!只今をもって、我々はVIP小隊と共に行動する!まずは西にある別の入り口を目指すぞ!!
何人もの仲間が失われ、状況は決して良い訳ではない!!だが、まだ我々は死ぬわけにはいかない!死ぬのは奴等を地球から叩き出した後だ!!
総員、進め!!!!」
「「「sir,yes sir!!!!」」」
あまりの勢いに、小さな瓦礫が音の振動で崩れるほどの返事だった。ミルナの鼓舞により、彼らの士気は未だ保たれていた。
まずはα大隊の中でも損害が少ない者25名、次にVIP小隊とミルナ、後列は重軽傷者が、殿には残りの戦闘が可能な20名がついた。
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