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(´・ω・`)「今来た道を戻るよりは生存者が減らない確率は上がるかもだけど・・・それ以上にリスクが跳ね上がりそうだね」
('A`)「最悪、ここも外に続いてない可能性もあるわけだしな・・・」
(´・ω・`)「でも、負傷者を見捨てるわけにもいかない。少しでも望みのあるほうに行くしかないよね」
皆が複雑な表情を浮かべる中、二人は周りに聞かれないような小声で会話をしていた。
彼らはお互いに口には出さなかったが、もっと最悪な事態を想定していた。
おそらくその場にいた誰もが考えていただろう。だが、それを言うということは最後の望みを絶ってしまうことと同じであった。
そう、この穴はほぼ間違いなく巨大生物が掘ったものだろうということを。
つづく
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