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( ,,゚Д゚)「おらっ!!」
ゴリアスの砲弾にくくりつけた手榴弾のピンを抜き、分かれ道の蟻がいる方へと投げつける。
数秒後、爆音と共に道が崩れ、蟻達が押しつぶされていく。
その間にも彼らは残した道へと駆ける。
( ,,゚Д゚)「これでかなりの時間は稼げるだろゴルァ!少なくともミルナ達が脱出するまでは持つはずだ!!」
走りながらも、彼は次の特製爆弾を作り上げていく。前後の警戒はブーンとショボンの仕事だ。
(´・ω・`)「っ! ・・・やれやれ、先頭は僕の仕事じゃないんだけどなぁ」
そういいながらも、次々現れる蟻達の頭部にライフルを打ち込んでいくショボン。
彼は体力や射撃ではブーン達に劣るものの、判断力や反射神経などは小隊一を誇る。
突然の敵襲や局地での戦闘の対処が非常に上手く、VIP小隊は今まで何度も彼に助けられてきた。
( ,,゚Д゚)「よっしゃ!次いくぞゴルァ!!」
完成した爆弾を新しい分岐に投げ込む。また爆音が響き、道が塞がれていく。
20分ほどこの道を走ってきた。
地下特有の蒸し暑さも解消され始めている。
地上が近い証拠だろう。
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