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( ゚д゚ )「戦闘可能なものは全て後方につけ!!前方の敵はギコ達が排除してくれているはずだ!!」
「「「sir,yes sir!!」」」
( ゚д゚ )「ドクオは負傷者達を引き連れて先に行け!余裕があれば狙撃を頼む!!」
('A`)「了解っ・・・!」
( ゚д゚ )「連中を負傷者に近づけるな!!一人も死なさずにここを脱出するぞォ!!!!」
「「「おおおおおおおおおぉぉぉ!!!!!!」」」
ミルナが号令を出している間にも、蟻達はおぞましいほどの数で襲ってきている。
通路自体が狭く、一度に2、3匹しか通れないのが不幸中の幸いではあるが、それでも倒しても倒しても蟻はその勢いを緩めることは無い。
彼らには、ギコとは違い通常の手榴弾しか無いため、通路を封鎖できるだけの火力も足りない。
そのため、蟻達を倒しながら下がるしかないのだ。
('A`)「こんだけ群れられちゃ俺の武器は本望かもな・・・っと」
ドクオが洞窟の天井を走る蟻を狙い撃つ。
何体もの蟻が次々に撃ち落され、死骸がほんの少しではあるが地面にいる蟻への足止めもはたした。
( ゚д゚ )「喰らえ化け物どもっ!!」
その一瞬をついてミルナ達が手榴弾を次々に投げ込む。
爆砕し、蟻達はまとめて粉微塵となった。
( ゚д゚ )「よおしっ!今のうちに距離を稼ぐぞ!!まだ余力のある者は負傷者を補助してやれ!!後ろは俺とα2がつく!」
全員が一丸となって出口を目指していく。
それぞれが考えていることはたった一つ。
[必ず皆で生きて帰ること]
それだけだった。
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