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(;'A`)「なんだいこいつは・・・」
ドクオ達は先ほどブーン達が発見した、繭のある広間へとたどり着いていた。
赤外線スコープで周りを見渡していても、縦横無尽に点在する熱源が見えるばかりだった。
(;゚д゚ )「これは・・・早くここを抜けてしまおう」
後から着いたミルナが、呆然と辺りを見回している隊員達を促す。
彼らもまた、中央を避け、外周を迂回するルートを選択していた。
そして、ようやく全員がもう一つの出口まで後半分ほどを残す距離となったとき、ミルナは何かが蠢く音を聞いた。
( ゚д゚ )「・・・? 皆、気をつけr・・・!!?」
突然、赤い霧のようなものが最後尾にいた隊員達に降りかかった。
「あああああ!!熱い!あt・・・!!!!」
「助けてェ!!!皮膚が焼k・・・」
(;゚д゚ )「どうした!!一体何が起きている!?」
霧のような物を浴びた者達は次々に皮膚が焼け爛れ、20名程が衣服一枚残さずに溶けてしまった。
辺りに人の肉が焼けたとき特有の異臭が漂う。あまりの臭いにミルナ達は顔をしかめた。
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