第七話 帰還

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荒巻は灰皿に葉巻を押し付ける。かと思うと、早くも次の葉巻に火をつけた。 / ,' 3 「しかし、お前が多くの部下を失ったのも事実。責任を取ってもらわねばならんのう」 それを聞いたミルナの体が反射的に硬直する。 ( ゚д゚ )「はい。どんな罰でも受ける覚悟です」 それを聞いた荒巻は、口から煙を吐き出すと罰の内容を話し出した。 / ,' 3 「コッチ=ミルナ少佐、貴官は本日付で軍曹へと格下げする。と同時にα大隊長を解任する」 (;,,゚Д゚)「司令!それはあまりに・・・!!」 それを聞いたギコが荒巻に詰め寄ろうとする。しかし、ミルナがそれを止める。 ( ゚д゚ )「言ったはずだギコ、俺はどんな罰も受けると」 それを聞いたギコは、気持ちを抑え、元の位置に戻る。 そのやり取りを見た後、荒巻はゆっくりと続きを話した。 / ,' 3 「ミルナ軍曹、独房で三日間の謹慎の後、貴官はVIP小隊への編入を命ずる。ギコ少尉の下での、新たな活躍を期待している」
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