すれ違い

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やっちゃんが来るまで、本を見ることに… スタッフ「あれ⁉帰ったんじゃなかったの⁉」 「あ、友達が急にこっち来るっていうから待ってます」 スタッフ「そっかぁ。 …また恋愛小説買うの⁉(笑)」 「んー…まだいいかな(笑)」 などと、いろいろ話をして、時間が経ち………… 安「あー、ゆきちゃん居った‼」 「やっちゃん」 スタッフ「あっ、彼氏だ⁉(笑)」 「違いますよ(笑)」 スタッフ「かっこいいね。 これからデート⁉(笑)」 「違います(笑)」 スタッフ「冗談だよ(笑) じゃあお疲れ様😃」 「お疲れ様です😃」 外に出て… 安「おもろい人やね」 「ごめんね(苦笑)いろいろ」 安「ええよ😃おもろかったし」 アパートに着き… ソファに座り、話をしていた 安「大丈夫⁉」 「え⁉」 安「丸ちゃんのこと」 「…ごめんね、心配かけて… 大丈夫だから…」 安「ゆきちゃん… ………なぁ、ゆきちゃんて好きな人居るん⁉」 「え…⁉」 安「…前から……ゆきちゃんのこと気になっててん… ……俺じゃあかん…?」 「やっちゃん…」 まさか、やっちゃんが… 全然そんなこと思ってなかった… "ごめん"って言ったら傷つける… …どうしよう… 「やっちゃんあのねっ」 言いかけたとき、抱きしめられた 「やっ…ちゃん…」 安「俺じゃ…あかんかな…」 切ない声… もちろん、好きな人が丸ちゃんなんて言えない… やっちゃんから離れ… 「あたしなんか全然可愛くないよ(笑) …だから違う人」 安「ゆきちゃんがええんや… …他の人やなくて、ゆきちゃんがええ」 「………」 安「…何も言わないんや…… あかん、てことやんな… …ごめん…いきなり。 帰るね…」 やっちゃんは帰っていった 私は、どうしていいか わからず、ただ泣いていた…………
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