消える思い…

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―次の日― スタッフ「雨すごいねー」 「そうですね…。 止めばいいんですけど(苦笑)」 スタッフ「そういえば、本渡したの?」 「まだです(苦笑) 相手が忙しいから、なかなか会えなくて」 「そっかぁ。 …頑張ってね!」 両肩に手を置かれ言われた ちょっと笑っちゃったけど、なんだか元気が出た ―部屋― "ピンポーン" 「はい」 "ガチャ" 「やっちゃん…」 「こんばんは(^-^)」 「どうしたの?」 「ゆきちゃんに迷惑かけたから、ギター弾いてあげようと思って…」 「…わざわざギター持ってきてくれたの?」 「うん」 「…ここじゃ何だし、 上がって」 「あ、イチゴもらったんだけど食べる⁉」 「うん」 「じゃあ持ってくるね」 「はいっ」 「めっちゃ大きいやん‼」 「食べて🎵」 「いただきます🎵」 ………――― 「あーおいしかった‼ …あ、ほな、ギター弾くね‼」 ♪♪♪~~~ やっちゃんが弾くギターの音は、優しくて落ち着く 「ありがとう。 やっちゃんのギター好きだな~」 「照れるやん(笑)」 「(笑) …やっちゃん、歌も上手だよね」 「…そうや!今度カラオケ行かへん⁉」 「え⁉ …無理💧」 「なんで⁉」 「音痴だし💧」 「大丈夫やって(^-^) 「…(…ギター弾いてくれたしな…) ……じゃあ…いいよ…」 「ほんま⁉ ありがとう‼」 「ギター弾いてくれたし… …あと、もう気にしなくていいよ」 「…ほんまごめん… これからも、友達として、よろしくね‼」 「うん」 "…よしっ…私も頑張ろ‼"
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