第二章・初めてのお使い

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「凄い凄い!! どうやってするの?」 「見よう見真似でやってみろ。」 アークは息を大きく吸って一瞬息を止め、空を向く。 そして先程のクラウドのように息を吐くが、口から出てきたのはただの息だった。 「えぇー!? できない……」 クラウドは少し呆れたような顔をする。 「今のはただ息を吸って吐いただけだ。もう一度するからよく見てみろ。」 クラウドは再び空に火炎を放つ。 アークはジーッと見続けるがその原理はわかってないようだ。
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