第二章・初めてのお使い

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ドラゴン族の長老、それは龍誕祭の時に号令をかけたドラゴンの中で最も大きく威厳がある茶色のドラゴンだ。 「長老ー!! 今日もいろいろ教えてください。」 長老は隠れ里の一番奥にある山の洞窟に住んでいる。 幼龍はこれから幾千もの時を過ごす為の知識を長老から学び、心と身体を成長させるのだ。 「よく来たな。 今日は何について教えようかね。」 「空の飛び方教えてよぉ!!」 「今日はその辺りについて説明するか。」 長老の前にアークは座ってワクワクしている。
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