茂×恵 許嫁秘話

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まぁ、聞きたいことは聞けたし、部屋に戻って寝るか。 「ありがとう姉さん、メグ。俺は部屋で寝るから。」 俺は席を立つ。 「私も一緒に行く!」 「好きにしろ。」 俺は部屋に戻り、その日はメグと一緒に寝た。 別にやましい事はしてませんよ!? 「ん~、おはよ~。」 俺は体で伸びをした。よく寝れたな、何時間寝たかな? 「ふわぁ~、おはようダーリン」 メグも起きたようだ。それにしてもスゴいデカい欠伸だ。巨大欠伸大会とかあったら優勝しそうだな。 「おはよう、ところで今何時だ?」 「ん・・・ちょっと待って」 メグは腕時計を覗き込む。 「午後五時五十五分」 とりあえず5が沢山あるのが分かった。 「全部5だね、もしかしてこれって運命?」 何の? 俺は小腹が空いたので、机の引き出しの中から大大好物の金平糖を取り出した。
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