6135人が本棚に入れています
本棚に追加
皆さん、こんにちは。佐藤茂です
皆さんの学校のもう試験は終わりましたか？
俺の母校の海桜中学の試験はまだ終わってません。
「し～し～、ココを教えてくれ！！」
「優香さん、私がそこをお教えしましょう。」
読者の皆さん、コイツ誰か分かる？
小百合？
惜しいけど違うんですよ。
コイツはーーー
「おっ、久美助かるぜ！」
「そんな事ありません。私は自分の持つ知識を共有しようとしているだけなので」
そう、コイツは久美だ。時は二、三日前
～回想～
「兄貴、全ての教科が分からへん！」
「よし！俺の秘密スキル‘スパルタ’で勉強を教えてやるぜ！」
「勝、お前いつの間に！？」
「そんな事どうでもいい、それより久美ちゃん！勉強を教えよう！」
「勝はん、おおきに！」
～回想終了～
で、勉強が終わったらこうなっていたんだよ。
もう、コレは久美じゃない。明らかにメガネをクイッって上げて
「計算通り」
とか言いそうな奴になってるし、大阪弁使わなくなってるし
お兄ちゃん、寂しい･････
「はっ、俺シスコンか！？」
「し～し～、どうした？」
「いや、何でもない」
ヤバい、つい言ってしまった。
「兄様、お身体は大丈夫ですか？休まれていた方が良いのではないですか？」
そう思うならその尊敬語のオンパレードを止めて、いつもの大阪弁に戻ってくれ。
最初のコメントを投稿しよう！