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「ハッ、ハッ、テヤッ!」
ガキン、ガキンと剣と剣の当たる音が辺りに鳴り響く。
「貴様、筋がいいな」
「有難うございます」
だが相手もなかなかの使い手だ。相手は一歩も退く気がしない。この戦い、一時でも油断したらやられるッ!
「ハアッ!」
俺は力で無理矢理押し切り、男は壁際まで吹っ飛んだ。
「グッ・・・・・イタタ」
相手は壁にぶつかったせいか、痛がっている。
「痛がっている隙はありませんよ?」
俺はポケットから投げナイフを数本取り出し、男に投げた。そう、俺はこのために間合いを広めた。
「なめるなァ!」
男は俺が投げたナイフを剣で全て弾いた。
「投げナイフなんてやるな・・・・ならコレを喰らってみろ!」
男は剣を振り、剣から斬撃を出した。
月牙天〇?
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