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その頃、茂
「ウオリャー!」
男は剣を力強く振り下ろしてきた。
「甘い!」
俺は男の剣を蹴りで弾いた。その衝撃で男の握っていた剣は男の腕から吹っ飛んだ
「俺の勝ちだ。負けを認めろ。」
俺は剣を男の喉に突きつけ、男は両手を上に挙げて言った。
「流石は、私の娘の許嫁だ。見た目以上にお強い。」
・・・・は?
「流石は渉さんの息子だ。こんな人がメグと夫婦になるなんて、メグも幸せ者だな。」
父さんの名前(渉)も知っていて、自分がメグの父親と名乗るって事は・・・・
「康弘さんですか!?」
「そうです、覚えててくれたんですね。小さい頃に会ったきりなのに。誠に嬉しいです♪」
どうやら、この人はメグの父親の宴龍寺康弘さんのようだ。年は確か、40代のハズ・・・・?
「確か康弘さんって40代でしたよね?30代に見えるんですが。」
「そうですか?そうなら毎日、韓国式のキュウリパックをしてるかいがありましたね。」
なる程、メグがこの人のDNAを受け継いでるのが良く分かる。(キュウリパックはきっと99%関係無いだろう。)
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