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「では、どうぞお乗りください」
「有難う御座います」
俺は運転手にそう言い、俺達はリムジンの中へ入った。
お前等お礼言えよ!
皆さんには状況が理解出来ないだろう。だから、説明しよう。俺はあの後、康弘さんに連れられ、みんなで宴龍寺家へ遊びに行くことになった。
「お父さん、久美ちゃんやユーちゃんに迷惑掛けるだなんてヒドいよ!」
ユーちゃん、久しぶりに聞いたな
「良いじゃないか、二人に話は通してあったんだから。」
「そや、オトンハンはちっとも悪くないで」
ん??
「アレ?いつの間にメグ、関西弁に戻ったんだ?」
「最近、関西弁のウチって何かキャラが微妙な感じがしてな。あの喋り方、ウチに合わない上に喋りにくいさかい、あの喋り方は止めて関西弁に戻したんや。やっぱりコッチの方がウチにはええな♪」
久美、俺もそう思うよ・・・・。やっぱり関西弁のお前が一番だよ。
「オレも関西弁の久美の方がいいと思うぞ、そっちの生き生きしてるぜ!」
「優香ハン、ソレホンマか♪?」
「私もそう思うよ。」
「メグハンまで・・・・ヨッシャ、ウチ決めた!ウチは一生この喋り方で生きてく!」
それはそれは・・・・。お兄ちゃん応援しますよ・・・。ま、100%失敗しないだろうけどな。
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