A☆SA☆GO☆HA☆N~僕等の30分戦争~

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「ご飯出来たよ~」 「おっ!美味そうじゃん」 「えへへ♪ありがとう////」 メグの顔が赤くなる。 何故そこで照れる? 「お義父さん達、いつ帰って来るんだろうね」 そういや、アメリカに行ったんだよな。ウチの家族全然出番無いしな、手紙を出した親父はともかく、我が姉弟達の出番は最初の新年の挨拶だけだしな。 つくづく可哀想な奴らだ。 使い捨てキャラにならなければいいが・・・・ 「そもそもこの家族の中で英語出来る人、俺だけだし、すぐ帰って来るんじゃないか?」 そう言って俺はオカズの玉子焼きを一つ取って、口に運ぶ 「美味い・・・・・」 「本っ当!?」 「マジで美味い、今日から飯は任せた!」 「任された♪」 そして俺はまた箸を進めた。 「さっきの話の続きだけどさ・・・私はイヤだな。お義父さんにはまだ帰って来て欲しくない」 「何で?」 「だって・・・私と茂の二人きりの同棲生活が・・終わっちゃうもの////」 「クサい!クサいぞ、メグ!」 俺はからかうように言った 「もう!私だって恥ずかしがったんだから!」 「今思ったんだが、メグは一応俺の許嫁だが、俺の事好きなのか?」 「当たり前じゃない、何で?」 そんな頭に?マーク浮かばせる程当たり前なのか? 「だって俺等初対面だぜ?」
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