今度こそ!テストが始まる!

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チュン、チュン・・・・・・ 「なんだ、もう朝か・・・・」 「スー…スー」 そんな規則正しい寝息が俺の胸元辺りで聞こえ、見るとまだ寝ているメグがいた。 「あのまま寝ちまったのか・・・。」 俺の一方的な考えかもしれないけど昨日は本当にメグに悪いことをしたな。 「さて、取り敢えず離れ…ん!?」 離れられない!?いくら離れようとしても一ミリの隙間すら開かない。まるでくっつき合った磁石のようだ。 ギュッ ギュッ?あ、コイツが抱きついてるから離れられんのか。アレ?もしそうならコイツ力強くね? 今の状況を説明すると、昨日メグに押し倒され、そのディープキスに進みそのまま抱きついて寝たじゃないですか。 つまり、メグが俺の上で寝てるんですよ。 メグの執事さん達になんて説明しまひょ・・・・・。 殺されるかな?一応、昨日執事さん達は俺達の事をお嬢様の友達の皆様って呼んでるしな。 殺られる? 「起床の時間です、お目覚めください!」 ドアからこの家のメイドらしき者の声が聞こえた。
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