今度こそ!テストが始まる!

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俺達はその後、康弘さんの用意した車に乗り、家に送ってもらった。 「着いたね~」 「そうだな、じゃあ今鍵開ける」 ガチャッ 俺はドアを開けた。 「臭ッ!」 家の中からとてつもない異臭がした。換気をしていないのか、中が暑い。 「ダーリン、くしゃい」 メグは鼻を手で抑えながら言った。 俺は家の中の異臭と戦いながら特攻隊の気分でリビングへと向かった。 すると床で人が倒れていた。 俺は慌ててその人に近付いた。 「ロリコンに死を・・ZZzz....。」 姉だった。 「姉さん寝言言ってないで起きろ」 俺は姉さんに軽くビンタをかました。 「ん、ムニャ」 「姉さん、一体家で何があったんだ!?」 「・・・・る・・・・か・・・・いた」 姉さんは弱々しく何かを呟いていた。 「姉さんどうした!?」 俺は姉さんの言ってる事を良く聞こえるようにと姉さんの口に耳を近付けた。 「茂・・・お・・・なか・・・すいた・・・。」 心配して損したわバカヤロー
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