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家に着き至福の一服・・・・・・。
勿論、煙草じゃなくて茶ですよ!!
「ズズー、やっぱり和が一番だわ~。」
そしてもう一回茶を啜った。
「茂さん、そんな爺臭い事言わないでくださいよ。」
「ズズー、小百合まだいたのか?時間的に帰った方が良くないか?」
今は夕焼け小焼けの6時。女子中生ならもう帰った方がいい時間帯だ。
「家は近いんで大丈夫ですよ。でも親が心配すると悪いので帰ります。」
小百合は床に置いてあるバッグを持った。
「家まで送るよ。」
俺は茶を啜るのを止め、湯呑みをテーブルに置いて立ち上がった。
「本当に近いんで大丈夫ですよ~。」
「遠慮するな。」
俺は小百合の肩に手を置いて言った。
「じゃあ、お願いしま~す。」
俺達は玄関に行き、そして靴を履いて外に出た。
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