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「嘘だ!」
嘘って言われてもな……。
「じゃあさ、今日でーとしよう!」
ハイ?一体、どんな流れでそうなったんですか?
「だって、ダーリンヤってくれないし・・・・・。」
「関係無くね?」
するとメグが俺の腕をガッチリとホールドしてきた。
「デートしてくれるって言うまで離さない~!!」
「クソッ!HA☆NA☆SE☆」
「嫌だ~!」
「あっ!空飛ぶ徳永の埋蔵金!」
俺は窓の外を指差して言った。
「嘘!?」
メグはとっさに窓の外を見た。おかげで腕の力が少し緩まった。
「今だ!デビルバッ〇・ゴースト!!」
「あ!」
俺はメグの腕を抜け、リビングへと逃げるーーーーーハズだった。
「メグさぁぁぁぁん!!!」
弘之がドアを勢い良く開けた。
「グハッ!」
俺は弘之の開けたドアに当たった。
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