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俺達はハンバーグを完食し、店を出た。
2400円
中学二年生には少々厳しい値段であったが、美味しかったので後悔はしていない。
「あ、そうそう。作者がまた新作出したよ。『ワーミング・ハート』っていう作品なんだけどヨロシクお願いします。」
「ダーリン、誰に喋ってるの?」
「メグよ、気にしたら負けだ。」
「じゃあ私、負けないように頑張るね!!」
メグは「オーッ」と言って腕を高く突き上げた。
純粋だな・・・・・。俺にも昔はあんな風だったのかな?
「ダーリン、次ので最後にしようよ!!」
「まだ昼の2時だぞ?もういいのか?」
いつも積極的なメグの口から出る言葉とは思えなかった。
「今日は夕飯私が作るつもりだし♪それに私はダーリンがいればいいもん♪」
「そっか。ありがとな」
俺はメグの頭を髪がクシャクシャになる程撫でた。
「うん!」
「最後はどれにするよ?」
「観覧車!」
やはりそうきたか・・・・・。
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