6135人が本棚に入れています
本棚に追加
/341ページ
「ねぇダーリン、知ってる?」
「何をだ?」
「この観覧車、頂上でキスすると二人は結ばれるんだって~♪」
やっぱりな……。そんな伝説があるのか・・・・・・・。
そう言ってる内に観覧車はどんどん上がって行った。
「ダーリン、頂上でキスしようよ。」
「そんなに俺なんかと結ばれたいのか?」
「当たり前じゃない!私はいつでも、いつまでもダーリン一筋なんだなら!!!」
「だってダーリンはいつも優しいし、人に思いやりがあって――――――」
俺はメグが熱弁しているに関わらずメグにキスした。
「熱くなりすぎだ。頂上過ぎちまうぞ。」
そのとき、観覧車は下に下り始めた。
つまり
「頂上でキスしてくれたんだね!?やったー!ダーリン大好き!」
「暴れるなバカ!落ちたらどうすんだ!!」
最初のコメントを投稿しよう!