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やがて俺達はバスを降りた。
バスは旅館の前で止まり、如何にも日本って感じがする。
「てっきりホテルに泊まるんだと思ったのに。」
「ここの女将さんが日本人なの~♪だから和風にこだわって、旅館なの~♪」
メグは嬉しそうに言った。歩き方もスキップに変わっている。
「何でそんな嬉しそうなんだ?」
「そりゃだってーーーー」
メグが理由を言おうとした時だった。誰かがメグの言葉を遮った。
「あら?メグちゃんじゃない、久しぶり~。」
その人はいつの間にかメグの目の前にいた。
瞬間移動?
「お久しぶりです、叔母様。」
叔母!?メグの!?
「紹介するね、この人は私の親戚の叔母様兼この旅館の女将!宴龍寺棗(エンリュウジナツメ)!」
マジすか・・・・・・・
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