決断

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「お化けじゃないよ、魔神だよ!!」 お前、端から見たら痛いから黙れ 「そもそもお前、何しに来たんだよ!!」 「私は貴様に告げにきた。」 「貴様は時間を掛けすぎた。あともう少しで彼女達の貴様への思いが薄れていく。茂、早く決めろ。取り返しのつかない事になるまえにな・・・・。」 それだけを伝えると自称魔神は消えていった。 「自称じゃないよ!!」 「黙れバカ!」 ドガッ! ――――――― ―――――― ――――― ―――― ――― ―― ― 「ここはドコ?」 「姉さん達、兄貴が目覚めたぞ!!」 そこには真っ黒焦げになった弘之がいた。 何があった? 「奏太君、大丈夫!?」 「姉さん、奏太って誰だよ。俺は茂だぞ?とうとう自分の家族も忘れたのか?」
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