佐藤家ハッスル!

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その頃、久美 「なんや、もう終わりか・・・・」 そう言って久美は背中にバットをしまった 「やりましたよ、久美さん!私達、勝ちましたよ!!」 仲間の一人が叫びながら言った。 相当嬉しいのだろう 「だけど、よーやったもんや。500対2000何て普通勝てるもんちゃうで。頑張ったなお前等。」 周りを見渡すと沢山人が倒れていた それは敵だけではない、勿論仲間も倒れている 「とりあえず、何人生き残ったかチェックや。かけ声、1!」 2、3、4と声が聞こえてくる そういや、小百合はどうしたんやろ? あの後見てないしな、電話してみるか 携帯電話を取り出し、小百合に電話する プー カチャッ 早!ワンコールやん! 「お~小百合、お前どこにいんねん?」 『私ですか?私はーーーキャア!』 「小百合!?大丈夫か!さゆ・・・」 『佐藤久美か?』 小百合とは違う声が電話から聞こえる この声はーーーーー 渚だ 「渚、小百合をどうした!?」 『さあな、今はまだ危害を加えてないわ。今はね・・・フフフ』 電話から聞こえる渚の笑い声。小百合は大丈夫なのだろうか 「小百合はどこや!!」 『小百合は三丁目の駄菓子屋のーーーなっ!お前誰だ!何をする!』 ・・・・・・・・・・ 一体電話の向こうで何が起こっている? 事件は会議室じゃない、現場で起きているんだ!! 何故かソレが頭に浮かび駄菓子屋へ向かった。 三丁目の駄菓子屋って家の近くやん・・・・・・
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